辛いことがあってブログをお休みしていましたが、久しぶりの更新です。
一昨日、親知らずを抜きました。右上の歯です。
下の歯を抜いた時は血が翌日も止まらず、もう二度と抜きたくないと思ったものですが…
親知らずを放っておくと歯並びにも悪影響があり、美容を気にする者としては抜歯は避けられません。
上の歯が2本生えてきて時間が経ち、やはり磨きにくくてトラブルが多いのと、しみる感じもあったので抜くことにしました。
本当は抜歯後にレーザーで止血できたらいいなと思っていたのですが、いい病院を探すのも大変だったので、まずは以前かかった町医者に診てもらいました。
レーザーは使わないとのことでしたが、
「抜いてみないと分からないけど、下の歯の方が大変だから前よりは簡単に抜けると思う。抜いてみる?」
と言われて、抜きやすそうでトラブルのない右上の歯をその場で抜くことになりました。
本当はその日のうちに抜くつもりはなかったんですが…
抜歯の時にメリメリという音がして、歯が割れたんじゃないか、もう引き返せないと絶望してるうちに終わってました。
あまりにもあっけなく抜けたので「え、もう?」と思わず言ってしまいました。
ガーゼを噛んで止血をして帰宅、麻酔が切れたら食事がとれないので、その前に反対側の歯で噛んで食べました。
しばらくは平気でしたが、抜歯から3時間弱で麻酔が切れてからは悲劇との再会でした。
痛いし唾液が止まらない、血が出てくる…
止血のためにティッシュを噛んでも無駄。
最初は気持ち悪くて唾液を吐いてたのですが、調べるとそれが逆に良くなかったそう。
それでも、前回の下の歯よりはマシな方だったみたいで、ロキソニン2錠飲んだら痛みが気にならなくなりました。
前はボルタレンでも駄目だったような…
唾液がどんどん出てきて口に溜まる、気持ち悪い。唾液が赤く染まって血の味がする。
気持ち悪くて、その日は20時頃に寝ました。
目が覚めて朝かと思ったら深夜1時で、あまりの夜の長さに絶望しました。
寝れなかったので、知恵袋やXで同じことで苦しんでる人を探して心を落ち着かせてました。
唾液が止まらないのは麻酔の副作用にもあるそうですが、歯を抜いたんだから仕方ないという書き込みもあって、それはそうだよなぁと思えました。
歯を抜くって人体からしたらとんでもないことだもんね。
6時頃まで起きて一度食事をとり、また眠って10時半頃起きました。
痛みは少し楽になってましたがまだ血の味がして、血が止まってないのかと絶望。
休んでいたかったけど、消毒に来るように言われていたので再び歯医者に。
ヨードチンキだけ塗って終わりでした。
血は止まってたそうですが、あと1本堪えられないと感じ、次はレーザーで止血してくれるところに行きたいと伝え、口腔外科の紹介状を書いてもらうことになりました。
なんだか、モヤモヤ。
みんなきっと同じ思いをして堪えてるんだろうけど、なぜ私はもう堪えられないと思うんだろう。
それは、きっと今までのトラウマがある。
まっすぐに生えそうだった下の親知らずを抜かれて、痛みと出血が止まらず辛い思いをしたこと。
子宮内膜ポリープの切除手術で入院した時のこと。痛くないようにと子宮鏡検査を受けるつもりが、術前の細胞診で余計な痛い思いをして、術後は吸引麻酔の影響で血の痰が出続けた。
二度と入院したくないと感じた。
何よりも辛いのが、日々健康に気を使って乳酸菌を摂ってきたのに、化膿どめと称した抗生物質で毎回台無しになってきたこと。
それは今回も同じ。
膣カンジダも何度再発したことか。このような『治療』の度に再発して、何度薬を入れたら良いの…?
途中で無駄だと気づいて、高い乳酸菌飲料を飲むことはやめました。
最近は抗生物質を飲む機会もなく、健康のためにとヨーグルトを食べていたのに、また台無し。
もう堪えられない。堪えたくもない。
今まで何度も病院にお世話になってきたけど、病院はもう嫌だと思ってきた。
レーザー止血したところで、術後の不快感は変わらないかもしれない。
歯を抜くのは大変なことだから、痛みは覚悟しないといけない。
だけど、どうせ変わらないと思って同じ病院に通い続けるのはもう嫌だ。
日本は抗生物質の乱用が問題になっていて、化膿どめは極力使わないという病院があることも分かっている。
自由診療になったとしても、自分の心の叫びを無視したくはない。
通っていた歯科の先生はとても気さくで、引っ越してきたばかりの私にもあたたかく接してくれて救われた。
だからこそ辛いけど、一度自分が思うようにやってみたい。
自分はきっと、周りや自分自身が思うよりずっと繊細で傷つきやすい性格なんだと思い出した。
誰にも理解してもらえないけど、ここに書き留めておきたい。
誰かの支えになりますように。