或る人の記憶

生きづらさを抱えた人間が日々感じたこととか買ってよかった物とか作ったごはんとか色々書いてくブログです。

子宮がん検診に行ってきました

日付が替わってしまいましたがブログ更新です。

半年ぶりの子宮頸がん検診に行ってきました。

すぐに終わって早く帰れるつもりが、受けたくなかった子宮体がん検査も受けることになってしまい、大変な一日になりました。

若い人だと子宮体がん検査ってきっと受けたことない人も多いと思いますが、不正出血があると疑われるのがこの病気。

不正出血に悩まされてる人や、もしかして子宮体がんなんじゃ…と悩んでる方のために、体験談を綴っておきます。

 

まずはこれまでの婦人科系疾患の経緯を。

 

私はもともと生理が重く、年1くらいで迷走神経反射で倒れてましたが、月経困難症とのことで低用量ピルを飲んでました。

 

25歳の時に会社の健康診断で子宮頸がん検査を受けて、軽度異形成が発覚しました。

その後は婦人科の細胞診で診断確定し、幸いにも2度目の検査で異常無しとなりました。

 

28歳の頃からは、低用量ピルを飲んでるにも関わらず、生理1〜2週間前からの不正出血に悩まされるようになりました。

最初はピルの副作用かと思ってたのですが、ピルをもらってる病院に伝えたら副作用として片付けられて検査もしてもらえず…

 

出血日数も増えて心配になったので、別の婦人科でエコー検査を受けたところ、ピルを飲んでいる人のわりに子宮内膜が厚いとの指摘。

生理終了直後の検査でも厚みがあり、中容量ピルを飲んでも改善されず、紹介状をもらうことに。

 

大きい病院で子宮鏡検査を受けて子宮内膜ポリープが発覚し、切除手術を受けました。

 

【参考:子宮鏡(ヒステロスコープ)とは】

https://www.haramedical.or.jp/content/implantation/000102-2

 

しかし手術後も不正出血があり、後から知ったのはピルとうつ病の治療のために服用していた薬(テグレトール)との相性が悪くて不正出血していた可能性もあったとのこと…。

そこでピルをやめてみましたが不正出血は変わらず、違う大学病院で子宮鏡検査を受けるもポリープの再発は無し。

 

同時に受けた子宮頸がん検査で、軽度異形成の再発が発覚しました(泣)

6年越しの再発です…

異形成って再発するんだ…と思いました。治ったらがんの心配はもうないんだと思ってました…

 

でも、さすが大学病院だなぁと思ったのは、HPV検査という子宮頸がんの原因になるヒトパピローマウイルスの存在検査をしてくれたこと。

ウイルス検査は陽性になってしまいましたが、高リスクの16,18型以外の型だと分かって、ちょっと安心しました。

 

不正出血に関しては甲状腺ホルモンの影響の可能性もあるそうで、血液検査を受けたところやはり数値が少し高いとのこと。

内科で精密検査を受けた結果、他の数値から見て甲状腺疾患の可能性はないとのことで、一時的なものということでひとまず安心してました。

その後自分で調べてみた所、どうやらうつ病甲状腺ホルモンは影響があるとのこと。

 

【参考】

甲状腺とうつ | iこころクリニック日本橋

 

その後は不正出血も落ち着いていたのですが、最近また生理前1週間くらいから出血するようになってしまいまして…

子宮頸がんは前回の検査で異常なしになっていて今回半年後の検査だったのですが、あわせて子宮体がん検査もやろうということになりました(泣)

 

体がん検査の細胞診はかなり痛くて、前に違う病院で受けた時は我慢してしまったのですが、後から気分が悪くなったり痛みに耐えきれずに鎮痛剤をもらった経験があります…

 

「やらないと駄目そうですか?」と聞いたら、やはり内膜が厚いそうで検査した方がいいとのこと…

拳を強く握って耐えました。

中の組織を取られるのでやはり痛かったですが、さすが有名な大学病院の先生。前の病院よりずっと痛みも少なく、一瞬で終わらせてくれました。

 

でも、やっぱり涙が出ました。

耐えれる痛みかと思ったのですが、内臓だから痛みを感じにくいだけで、やはり身体としては負担が大きいのかも。

急激な痛みで迷走神経反射が起こります。

 

先生に「大丈夫?」と聞かれて、我慢せずに気持ち悪いと伝えたら、伝えたそばから頭がボーッとしてきました。

我慢せずに言ってよかった!

「でも今すごく耐えれてましたね…」って看護師さんに感心されて、私って痛みに強いのかもって思いました。

歯医者も注射も嫌がらない子供だったので…

そのせいで我慢してしまって後から後悔してきたので、今回は我慢せず。

 

その場で休ませてもらって、椅子から立ち上がる時も移動も着替えも、頭を少し下げながら行いました。

婦人科のポスターで『急に立ち上がらないで!』って書いてるものありますよね。

あれって体がん検査後のためだったのかもと思って、ポスターを目にする機会があって良かったと思いました。

 

その後は別室で寝かせてもらったら、鬱で起き上がれない時みたいに、手足の感覚があまりないような無気力な感じで動けなくなってました。

検査後にベッドで休むのはちょっと大げさかなとも思ったり、自分が弱いんじゃないかとも思って少し涙も出てきたのですが、

「20〜30分したら落ち着いてくることが多いからゆっくりしててね」と看護師さんも言ってくれて、私だけじゃないんだなぁと安心しました。

 

時間が経って少しずつ手足も動かせるようになって部屋を出たら、まだ少しぼーっとする感じは残ってたので、適度に座りつつ回復しました。

 

待ち時間と休憩してた時間もあって、気づいたら病院の受付終了時間で会計も大混雑で、帰りの電車も地獄でした🤢

長い一日でした…

 

不正出血に関しては以前、甲状腺ホルモンの影響ってこともあったので、子宮体がんはあまり心配してません。

でも、仮に後からがんだと分かったら後悔するので、受けといてよかったのかもと思ってます。

 

検査後は時々チクッとした痛みや鈍い痛みが少しありますが、あまり気になりません。

1週間くらい出血するのと、湯船に浸かれなくなるので大切な用事の前は避けたほうが良いかなと。

軽い生理のようなイメージですね。

 

この記事が参考になりましたら幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました😊