私は昨年4月から今年の1月末までプログラマーのアルバイトとして会社に所属していました。
週20時間勤務していたので雇用保険にも加入してました。
うつ病の再発で退職することになって、退職後の連絡先を代表にメールして、離職票は追って郵送すると言われたものの、2週間近く経っても音沙汰がない。
退職翌日にハローワークで手続きをして仮申請していて、雇用保険説明会の日に離職票を提出する予定だったので間に合わないと焦りました。
メールで急かしたら、本日送りましたと連絡。
雇用保険説明会は、風邪で発熱があって結局出れなくなって、電話して1週間延期してもらいましたが。
会社から届いた書類には給与明細も一緒に入っていて、この発行のために時間かかったのかな、とも思ったけど、ちょっとモヤモヤしてました。
しかも源泉徴収票が入っていない。
源泉徴収票は退職から1ヶ月以内に交付する義務があるそうなので、言うまでもないし急かすものでもないと思って待ってみましたが、送ってこられる様子はなく。
離職票は初回認定日までに提出すればいいけど、2末で源泉徴収票がないのはヤバい。
メールで源泉徴収票を送ってもらえるようお願いしたところ、目を疑う返信が。
「令和6年分のみでいいですか
令和5年度分は年末調整してなくて出力できないみたいなので」
法律なめてんのか?と思いましたしメールの書き方もちょっと…
さすがに客先にはちゃんとしたビジネスメールだろうけど笑
代表がこのレベルなんだと分かってガッカリしました。
年末調整が必要な人は連絡下さいと言ってたのを思い出したけど、どのみち確定申告も必要だから源泉徴収票がもらえればいいやと思ってた。
けど、そもそも年末調整も会社の義務だし、普通はバイトでも希望者だけじゃなくて全員に書類書かせるものでは?
学生の時にバイトしてたすき家ですら書かされたぞ。
在宅とはいえ、ちゃんとした会社なら郵送して送らせるくらいはするよね?
と思ったら、やっぱり杜撰だなーと。
年末調整してない場合はどうすればいいのか検索してみたら、源泉徴収票を送ってもらって自分で確定申告するしかないと。
でも会社側は年末調整してないから源泉徴収票出力できないと言ってる。
そんなわけあるか。
発行してもらえない場合はどうするか検索したら、税務署に相談して源泉徴収票不交付の届出書を提出するといいそう。
けど、それも税務署から圧をかけて会社に交付させるものなので。
「年末調整していただけてないようであれば、令和5年度分がないのは困ります。
なんとかなりませんか?
発行していただけない場合、税務署に源泉徴収票不交付の届出書を提出しようと思っています。」
と圧力をかけてみました。
しばらくすると返信。
「開発元に問い合わせて出力できました。添付します。」
そんなことだろうと思った笑
けど会社の代表なのに、会計ソフトの使い方が分からないってだけで法を無視しようとするのは怖いなって思った。
私が折れずに要求しなければ不利益を被るところだった。
客先にも平気でこういう対応してたりするんだろうか?と思ったら、やっぱりこの会社は辞めて正解だったなと思った。
コンプラ意識が低すぎる。社長一人で手続きしてそうなのに、顧問税理士とかいないのだろうか。
病気でやめた前職は、同じく小さい会社ではあったけど副社長が手続きを任されていて、事務職の人も顧問税理士もいた。
会社を見る目がなかったんだな、と思うことにします。
病気持ちのアルバイトでも受け容れてくれて、リハビリのつもりで利用して下さいと言ってくれたのはありがたかったけど、非正規ばかりに頼る会社はやっぱりどこか問題がある。
創業して長いのに人が少なすぎるのも何か理由があると思うし、私と同じように病気持ちで入社した人も、みんな辞めてしまうと言ってた。
あたたかく受け容れてくれたから信用してしまったけど、自社の問題を自覚できてない会社はヤバいと思った。
うちのは会社はこういう人が向いてる、こういう人は向いてないと採用の時にハッキリ言ってくれるところの方がいいんだろうと思った。
自分たちで会社のカラーを理解しているから。
前職はミスマッチだったけど、忙しい時は協力しあえる人、というフレーズはその通りで、私の考えが甘かったと反省したのを思い出しました。
社長が会社を大きくしようとして、低コスト高クオリティ、質を下げるのは許されない、休むのは許されない、上司に逆らうのは許されない流れになって、ついて行けなくなってしまった。
会社を大きくしようとするたびに人が離れていったと聞いて、その理由が分かった。
ヤバい会社の見分け方の参考になれば幸いです。
皆様もお気をつけ下さい。