或る人の記憶

生きづらさを抱えた人間が日々感じたこととか買ってよかった物とか作ったごはんとか色々書いてくブログです。

ペースや趣味が合わなくて誘いを連続で断ってしまった人に、自分から代案を出してみた結果

連絡が来なくなりました。

思えば、やたら友人を紹介してくる人だったし、一緒にバーベキューに行ったと思ったらその人の義兄がイベントを主催してるようで、イベント告知をして締めたりと。

やたら手際いいなーというか、そういうの慣れてるんだろうなって思った。

 

こっち陰キャなのに、大勢集まる忘年会や新年会とか、あんまり興味ないフットサルとかアイドルイベントとか、めんどくさいなって思ってた。

しかも、◯日空いてますか?という誘い方で断りにくくしてくることもある。

予算や参加費、場所、時間なんかの連絡も後から。

 

忘年会も開催地は都内で、2時間近くかかる。

年末とかは帰省するから感染対策で基本行かないのに、2年連続誘われたり。

1回行ってみたら、タワマンのイベントスペースに大量の人。

ちょっと感染怖くなった。大丈夫だったけど。

 

趣味の合う人もいたし、シンガーソングライターの人もいて盛り上がって、参加してみれば楽しめたけど。

遠くて参加費かかるわりにポテチとかチョコみたいなお菓子ばっかりで、また行きたいかと言われると…

 

イベント参加の翌月くらいにすぐさま忘年会、そして新年会って言われても、やっぱ行きたくなくて断っちゃった。

あんまり連続で断るのも申し訳なくなってくるし、バーベキューとかは楽しいからまた行きたいし、こっちも友達少ないから、ほどほどに関わってったらいいのかな、とも思ってたけど。

 

アイドルイベントにぜひ来て欲しいというLINEがきて、なんでアイドル?興味ないけど?てか誰?って思った。

誘いを連続で断っちゃったから一瞬行こうかとも思ったけど、正直都合が悪い日だし、あんまり興味ないし、失業中にイベントは厳しい。

 

だけど、連続で誘いを断ってしまってきたし。

友達の誘いをうまく断れずに失敗した経験もあったので…

今回は、代案を出してみました。

 

「その日は都合が悪くて厳しいです。でも、またご飯とか行きたいですね…!

今月だと◯日空いてます。いま失業中なので大きなイベントとかは厳しいですが、軽くごはんくらいなら」

 

すると、

「ぜひぜひ!確認してみます」

という返事があり、それからそろそろ2週間。

いまだに音沙汰がありません。

 

失業してメンタルが追い詰められて、趣味も何も手につかなくなっていた2月。

人に会ってないからだと言われて、専門の同級生や、10年くらいの付き合いのTwitterのフォロワーと会って、また会う約束もしてました。

 

同級生に夫を紹介して意気投合して、また遊ぼうと言ってくれて約束して。

フォロワーともお互いのパートナーを連れてお茶会をして、楽しい時間を過ごして…

昔からの友達はやっぱり違うなって気づきました。

 

私は人を誘うのが苦手で、誘う前から相手の都合とか気にして誘えないタイプ。

なので、問題の友人のように、相手の都合とか興味とか気にせずとりあえず誘うという陽キャのやり方は、見習うべきだと思ってました。

 

だけど、やっぱり違う。

お互い大切な友人なら、お互い好きなことで、仕事とか体力的な部分とか、最大限配慮して都合あわせて予定を立てる。

それに、本当に会いたい友人なら誘いを面倒くさいと思ったりしない。

 

彼は義兄のイベントの集客要員として、片っ端から知り合いに声をかけてるんだと分かった。

向こう主催で金取ってるんだから、そりゃ誰にでも声かけるよね。

なんで気づかなかったんだろう。

 

ずっと続いてる友人と会って気づくことができた。

利用されていただけだった。

そう思ったら、誘いを断るのに申し訳ないなんて思わなくてもよかったし、今後はフェードアウトしていけばいいやとも思った。

だけど、連絡が来なくなって自分は利用価値がないと思われたんだと知った。

これからは断るのに悩む必要もないし、もっと早く素直に言えていたらよかったと思った。

 

自分本位な人は、相手に時間とお金を使わせて、自分だけがやりたいことに巻き込んでる自覚がない。

合わない趣味に相手が必死に合わせてくれてるだとか、考えさえしない。

 

自分の趣味に友人を引き込んで、それで一緒にハマれるのは素晴らしいことだと思うし、私自身そうやって趣味を見つけてきた部分もあるけれど。

頑張って趣味も遊ぶペースも合わせて、きつくなって一度断ったら不機嫌になって無視する。

そんな人もいた。

 

自分が人を誘えないのは事実で、それは直したいと思ってるし、人を誘える人は尊敬する。

だけど、人の都合とか趣味とか体調に気を使える人の方が私にとっては魅力的だし、自分と同じ価値観で心地いいと思う。

 

必要なのは少しの勇気だけでいい。

自分の良さを大切にしたらいいと思った。