或る人の記憶

生きづらさを抱えた人間が日々感じたこととか買ってよかった物とか作ったごはんとか色々書いてくブログです。

躁鬱とドーパミンとノルアドレナリンとセロトニン

昨日の記事で、絵を描いていたら没頭しすぎて軽躁状態になってしまったことと、ドーパミンの影響で依存症になっているのではないかと言及した。

趣味に没頭している間はイライラしているような気がして、なんとなくイライラとドーパミンの関係も調べたら、以下のサイトが出てきた。

www.hakuyukai.or.jp

 

上記サイトによると、ドーパミンノルアドレナリンの前物質で、過剰分泌により統合失調症過食症、様々な依存症を引き起こす可能性があるとのこと。

また、ノルアドレナリンの分泌が過剰だと怒りっぽくなり、躁状態を引き起こすことも言及されている。

ただし、不足すると抑うつ状態になりやすく、うつ病の原因とも考えられているらしい。

 

これに対し、セロトニンドーパミンノルアドレナリンを制御することで精神を安定させる効果があるらしい。

分泌が不足すると鬱っぽくなる。

 

つまり、以下のような状態になってホルモンバランスが乱れると躁転するのかもしれない。

ドーパミンが分泌される行動は、甘い物を食べる、ゲームやギャンブルなど。

ノルアドレナリンは、恐怖やストレスに立ち向かうホルモンなので、ストレスを感じると分泌される。

 

以前、軽躁状態は自分を守るためのものではないかと思ったことがあったが、実際にノルアドレナリンが身を守るホルモンなので、この考え方はあっていたのかもしれない。

強いストレスにさらされるとノルアドレナリンが出て、躁的防衛が働く。

ストレスの多い生活が躁うつ病の原因になるのは、こういうメカニズムなのだろう。

 

私の場合、音楽を聴きながら絵を何時間も描いてるとやめられないし、イライラしがちになる。

それは、ノルアドレナリンが分泌されることで疲れを感じにくくなり、依存行為に長時間没頭し、ドーパミンの過剰分泌によって抜け出せなくなる悪循環に陥ったのだと思った。

 

趣味とのバランスや軽躁との付き合い方

依存行為から抜けだす考え方としては、行為によって得られる報酬と犠牲になる物がつり合うのか、冷静に考えること。

私の場合、夫がストレスから物を壊したことで、夫婦生活を犠牲にしてまで没頭することではないと思い直したのと、軽躁状態で怒りっぽく自己中になっていたことにも気づいた。

 

また、ホルモンバランスの乱れが躁鬱の原因になることを頭において、趣味はほどほどに規則正しい生活、日を浴びる生活を心がけるのが良いと思った。

 

とか言いながら、昨日は雨で外に出る気も起きなかったし、23時前まで絵を描いてしまったけども。

ただ、昨日のブログで考えを整理して自分の言動を反省したこと、ホルモンバランスの乱れが原因だと気づいて少し落ち着いたと思う。

イヤホンであんまりノリノリな音楽を聴くのもよくない気がして、イヤホンなしでP-MODELのアルバム、カルカドルを聴いていた。サイボーグも入ってるし名盤だと思う。

 

昨日は夫とも自然に話せるようになったし、昼ご飯もサボりがちだったけど久しぶりにグリーンカレーを作った。

かぼちゃとピーマンが冷凍し忘れて死にかけてたので入れてみた。

余ったかぼちゃはレンジで蒸して冷凍して、袋に入らない分はパウンドケーキにしてみた。

レシピ調べず適当に牛乳入れちゃったから水っぽい仕上がりになったけど、バターの香りと優しい甘さで美味しかった。

今は軽躁だから、久しぶりに料理に加えて焼き菓子も作れた。

だけど同じ軽躁でも、何時間もPCやスマホを触ってるより、料理にハマってた方がなんだか健全だと思う。