或る人の記憶

生きづらさを抱えた人間が日々感じたこととか買ってよかった物とか作ったごはんとか色々書いてくブログです。

誕生日兼1年目の結婚記念日

今日は私の32歳の誕生日だ。かつ1年目の結婚記念日である。

かつて私は誕生日はあまり祝ってくれる人がいなくて憂鬱だったが、今となってはなんかもういいやと思えるようになってきた。

30歳を過ぎて前より誕生日が喜ばしくなくなったのもあるけど、夫に家族に同級生、昔からのフォロワーが祝ってくれるので、それで十分だなと。

 

これまでは、誕生日を誰かに祝ってもらわないと惨め、みたいな刷り込みがあったかもしれない。

私は実家を出てから、母の日にプレゼントをしなかったことを母にきつく言われたが、実家を出てから両親に誕生日プレゼントをもらったことはほとんどなかった。

それも惨めさに拍車をかけていたと思う。

どれだけ惨めだったかと言うと、数年前に誕生日のお祝いリプがなさすぎて、Twitterアカウントを消したことがあるくらいだ。もう1個あったからいいんだけど。

 

結婚して1年経って、躁鬱が発覚してきちんと躁鬱の治療薬を飲むようになって、なんとなく前より穏やかになってきた気がする。

少なくとも、前みたいに衝動的にアカウントを消すということはしないと思う。

というかTwitterの元本アカはもう長らくログアウトしているし、鍵アカも少し前に消したので、もう消すアカウントが残っていない。

Twitterをやっていた頃の私は、毎日何らかのトレンドや炎上を目にしてはお気持ち表明したり、無限にツリーや引用を追って時間を浪費したり、反陰謀論系政治系ツイッタラー化して毎日レスバしていてヤバかった。

Twitterから距離を置いたのも、心穏やかになった大きな要因だったと思う。あんなもんみんなやめた方がいい。

人との距離感が近すぎるとおかしくなると分かったし、ブログで書きたい欲も見てもらいたい欲もある程度満たせているので、Blueskyも程々にやっている感じがする。

それと、誕生日じゃなくて結婚記念日になったことで、お祝いが2人の強制イベントになり、誰かに祝ってもらえるかどうかとか気にしなくても良くなった感じがする。

新江ノ島水族館行ってきた

今年はブルーデーも被ってるし翌日もメンクリだし、近場の焼肉でいいよと言ったけど、

「せっかくの記念日に近所の焼肉で本当にいいのかな…」

と夫が言っていて、暑いので水族館とかどう?と提案して、1時間ほどで行ける新江ノ島水族館に行くことに。その後は江の島で焼肉を食べることにした。

だけど前日はまともに寝れずに調子が悪く、夫は有給取ったのに10時から会議を入れられ、朝から走る予定が会議終わってから走るという。その間私には二度寝していいよと。

二度寝したけど、嫌いだった小学校のクラスメートが夢に出てきて胸糞悪くて余計鬱になったし、二度寝したせいで準備も遅れて家を出たのは15時半頃になってしまった。水族館は17時閉館で、1時間くらいしか見れない。

道中は不満を垂れて、最初の方は無言になってしまった。

高速乗ってからはトラックに怒りをぶつけて間をもたせた。

 

さて、新江ノ島水族館は素晴らしかった。1時間だと当然時間が足りなかったけど、相模湾の生き物や深海の研究水槽、クラゲの展示が素晴らしくて無限に見てられると思った。

キャノンボールジェリー。展示の仕方も綺麗。

可愛い。

クラゲの見応えが凄くて待ち受け用に撮りまくってた。

海の家の教訓

水族館は17時閉館、焼肉屋は18時予約で時間があったので、海水浴場で時間を潰すことに。

さすが湘南、海の家が並んでいて良い感じの雰囲気だった。

軽く何かつまもうかと話しながら周ってたら、海鮮系の店に呼び込まれた。一度断ったけど、何かのグランプリで1位を取った牡蠣が売ってるらしくて気になって入ることに。

ただ、その当該牡蠣は売り切れだった。普通の蒸し牡蠣が4個1100円なのでそちらを注文。

店はオーシャンビューで喫煙可能なパリピ向けって感じの店だった。屋外だからそんなに煙は臭わなかったのが幸い。

 

ノンアルビールを1本注文して2人で飲むつもりが缶らしく、缶1個にグラス2個でお願いしたつもりが、缶が2本出てきた。

まぁいいか…と思いながら飲んで牡蠣を待つも、ビールが半分を切っても出てこない。

途中、他の卓の注文を間違えて2,3回持ってきた。その度に牡蠣まだかと聞くもなかなか出てこなくてビールがなくなりそうになり、キャンセルして出ようかと話してたらようやく持ってきた。

蒸し牡蠣にポン酢はまぁ美味しいんだけど、呼び込みしてる店は駄目だなって教訓になった。

 

店を出て浜辺に出て海を見たら、思ったより水が濁ってて、木の枝とかのゴミが多くてちょっと汚かった。なんとなく生臭い。海の家から見る分には綺麗なのに。

他の海の家も見てたけど、呼び込みがうるさすぎたのでちょっと早いけど海水浴場を出て、焼肉屋に向かった。

焼肉美味しかった

その後、予約してた『焼肉ぽんが』へ。ぽんが極みコース(1人7500円)。

私はブルーレモンサワー、夫は運転のためノンアルカクテルを注文。

キムチは辛くて美味しい。夫は辛いことに驚いてたけど、私は辛さ耐性が前よりついたので平気だった。喉に来る辛さ。夫は耐性が下がったらしい。

撮り忘れたけどサラダもすごく美味しかった。冷房で冷えるのでコムタンスープも注文したらこちらも肉が柔らかくてたくさん入ってて美味しかった。

こちらのプランは、実を言うと、ウニのせ肉軍艦が目当て。ウニが甘くて美味しかった。

 

厚切り赤身肉、タン元はカリカリになるまで焼いていただくと最高だった。カリカリがどのくらいか迷ってたら、通りかかった店員に「もうちょっとですね」と言われたので助かった。

肉だけで味わうのが美味しいので、ライスは頼まなくて正解だった。

私は安い焼肉屋でも全然満足できるんだけど、記念日とかはちょっといい焼肉屋に来るのも良いなと思えた。

ミスジなどの希少部位。このあたりはかなり脂身が乗っている。若いうちにしか食べれないかもしれない。高級焼肉は若いうちに…。

サンチュもあるんだけど、いい肉だからサンチュで巻くのはもったいない気がして使えなかった。ホルモンとキムチに使った。

この後、ホルモンに上ミノ、焼きしゃぶが出てきた。

焼きしゃぶは脂が乗った薄切り肉を店員が焼いてくれて、白米に乗せて卵黄とタレを混ぜたものをかけていただく。その脂の量に胃もたれしてギブアップして、半分ほど夫にあげた。

〆は冷麺・ビビン麺かデザートから選べる。夫はビビン麺、私はデザートに杏仁豆腐を注文。美味しかった。夫に半分あげた。

 

食後は温かいお茶を頂けたが、コーン茶らしくてノンカフェインなことが嬉しかった。冷房で冷えた身体にも嬉しい。

お茶を飲んで会計をお願いすると、札を置かれてまたお茶が出てきた。

その後なかなか会計を取りにこなくて心配になったけど、見えるように持ってたら来てくれた。

控えとガムを持ってきてくれて、夫がサインしたらその後は店員は戻ってこなかった。

え、もう帰っていいんだよね?と思いながら店を出る時に、ごちそうさまでしたと言うも反応無し。

良い店なんだけど、なかなか気づいてもらえないことがしばしばあったし、なんとも言えない気分になった。

 

そして帰ってきてトイレにポーチを忘れたことに気づき、送ってもらうことに…落ち込む。

でも、レターパックで向こうが送料負担してくれるらしい。店の電話だと電波が悪いのかうまく伝わらなくて、個人携帯にSMSを、とのことだった。

たぶん、タン元の焼き方教えてくれた店員さんだろうなと思った。ホスピタリティにあふれているのが店に居たときから伝わってきた。ありがたい。

忙しい店で若いスタッフも多いので、なかなか気づいてもらえないのがちょっと気になったけども、応援したい気持ちになった。