持続性気分障害と診断されて1週間。
自分がいま鬱なのか軽躁なのか、判断しづらい日が続いていたが、今は軽躁だと思える。
日〜月曜までは祖母の葬儀の影響で鬱っぽくなっていたと思う。
そこから、鬱っぽいと躁っぽいが混ざった状態で少しずつ調子が上がっていき、いつの間にか躁転したといえるほどに過活動になっていた。
私の場合、鬱っぽいと思っていても活動しすぎることもあると気付いた。
1.軽躁エピソード?損したくないが故の過剰行動とアイディアの放出
例えば一昨日の出来事。
ついさっきまでは障害者手帳の更新で憂鬱で、更にスシローで食べたコラボ商品の肉で胃もたれして死にそうな目をしていたのに、アベイルで服を見たら1時間経ってたということがあった。
車内で仕事しながら待機してた夫からのLINEで1時間も経ってたことに気付いた。
自分では鬱っぽいと思っているのに、SNSのポストが増えたり、夜遅くまでスマホで何かを読み漁ってる日もある。
おそらく体力に余裕がなくても、機会損失するのが嫌で無理やり行動したくなるのかもしれない。
せっかく外出したのだから用事は全て済ませたい。
次はなくなってるかもしれないから、試着して気になる物は買っておきたい。
せっかく1人の時間が取れた(ベッドの中)のだから、何かやっておきたい。
など…
裏を返せば損したくないという強迫観念のようなものがあるのかもしれない。
調べたら、損失回避バイアスというよくある人間心理だった。
損したくない思いが強いあまりに、結果的に損してしまうという。
自分から見た体力ゲージがバグってるから、疲れるまで気づかず動きすぎてしまう。
アドレナリンが出ているのかもしれない。
昨晩は久しぶりに夜ふかしをして2時に寝た。
朝起きる時間こそ同じだが、少しずつ寝る時間が遅くなっている。
それでも憂鬱になることもなく、昨日は3食料理を準備できるほどに調子が回復した。
朝は自家製パン、昼はレトルトハヤシのオムレツ乗せ、夜はそぼろ丼。
レシピ記事を1本、ストックを2本書き上げた。
2.しかし軽躁、「調子がいい」状態だけが続く訳ではなく…
ふとここで我に帰る。
こんなにレシピ記事を書いても私になんのメリットがあるんだ?と。
レシピにもよるが、毎回商品広告をつけてる訳でもないし、広告をつけてもほとんどクリック数は稼げない。
Googleアドセンスの審査も通っていない。
1本のレシピ記事を書くのに1〜2時間もかかるのに、リターンがほとんどないのだ。
自己顕示欲は満たせる。
一つの記事という作品を作り上げたことでの達成感も得られる。
だけど、かけた時間と労力への対価としてはどうか?
レシピは本来お金になるものなのだ。
それを時間をかけてタダで出して、自分の知識を安売りしすぎてはいないか?
自分で思いついたレシピも、知人友人に共有してお互い幸せになれるなら悪くないと思う。
だが、不特定多数の赤の他人に無料で公開するのはどうか?
自分を安売りしすぎてはいないか。
そう思ったら虚しくなってしまったし、怒りさえ感じてしまった。自分でやったことなのに。
荒ぶってBlueskyにポストしまくってしまった。
3. 観念奔逸(かんねんほんいつ)?
調べていたら、観念奔逸という躁状態の症状があるようだった。
躁状態では気分が高揚して浮足立っているため、次から次へと頭に考えが浮かぶようになります。そして患者さんはテンションが高い状態ですので、浮かんだ考えをそのまま口にしてしまいます。
更に話している間にも別の考えが頭に浮かび、それをまたすぐに口に出してしまうため、周囲から見ると話が次々とあちこちに飛び、まとまりのないように見えます。
これが観念奔逸です。
こっ!これだ〜!
考えを口に出しすぎる。
私はブログとかSNSに書きすぎる。
後悔する理由もこれだ。書く必要がないことまで書いているから。
文章ならまだいいけど、現実世界だと話がどんどん広がって、相手を長時間拘束して迷惑をかける。
4.軽躁の問題点。いいこともあると思ってるけど…
私は、軽躁状態でやった行動でも、達成感が得られて気持ちが前向きになれるなら悪くないと思っていた。
それに、軽躁だからこそ、普通の人が思いつかないようなアイディアを色々思いついたり、実行に移せるのかもしれない。
だが、軽躁状態だとエスカレートしてしまって、自分を出しすぎてしまうのだ。
結果、対価のわりに自分への恩恵(達成感や自己顕示欲、金銭的な利益)が少ないことに腹を立てて、SNSで暴走したり、現実世界でも怒りっぽくなる。
Blueskyも昨日だけで17件投稿していた。
これは明らかに躁だ。
この過剰な損得思考も躁によるのかもしれない。
それか、認知の歪み的なやつ。
それで仕事でわがままなこと言って白い目で見られたこともあるし。
あれは躁だったのか…?
思ったことをそのまま言ってしまうという意味では躁かもしれない。
躁状態はただ「調子がいい」だけではなく、
- 活動量が増えるわりに注意力が散漫になる
- 自分に力があると思い込む
- 怒りっぽくなる
- 人を見下したような発言をする
- 多弁になる
- 人に言わなくていいことまで話してしまう
- 金を使いすぎる
など、問題行動も起こしてしまうこともある。
私の場合、かまってもらえないことに発狂したりとめんどくさい人になる。
うちの父親もそうかもしれない。
結果、色々ミスをしたり、仕事や人間関係でトラブルを起こしたり、自分のことを話しすぎて後悔したり、色々言い過ぎたな〜と後から考えたりして病む。
そしてうつ状態に。
今はブログとBlueskyメインでTwitterもあんまり見てないから、発狂することも減ってきたけど。
5. どうやってこの特性と付き合っていくか
躁鬱っぽいかもという自覚を持って以来、自分はいま鬱なのか?躁なのか?と気にするようになった。
持続性気分障害だと決まったサイクルもないし、その日のうちに気分が変わったりと、適応が難しそうだけど。
躁っぽいと思ったら眠剤を多めに飲んで、サプリも飲んで早く寝る。
駄目なら躁状態用の薬を頓服する。
SNSやブログを見すぎないようにする。
それと、私の場合は損得思考が強すぎると気付いたので…
報われないことはやらない。
報われない人間関係は少し距離を置く。
これがいいのかなぁと思った。
レシピ記事に関しては、無料ブログで報酬もないので、あんまり労力がかかるものや自分のアイディア記事は書きすぎない方がいいなと。
楽天レシピとか、報酬が出るサービスとかでやるのがいいかもしれない。
ブログなら、誰かのレシピに挑戦してみたとか、アレンジしてみたくらいが気軽に書けていい感じ。
最近は、作ったものを全部ブログのネタにしなきゃいけないような義務感に縛られて、無理しすぎてたかもしれない。
生きる知恵などはなんでもシェアして、みんな幸せになればいいと思うタチだが、ダイエットレシピやとっておきのレシピは秘密にしたっていいんだと思った。
だけど、躁状態の時の決断は必ずしも正しいとは限らないので、迷いもある。
ブログに書かないことで、料理をするモチベが失われる可能性もある。
書いたら損すると思ってしまうと、書きたいことが自由に書けなくてストレスになってしまう。
手間のかかるレシピ記事にしなくても、食べたものの写真日記にしたっていいじゃないと。
そういう気軽な感じでやっていくのも悪くないと思う。
やったことを書き出すのはメンタルにも良い影響がある。
はてなブログにハマって、Twitter依存してた時よりは圧倒的に幸せになったので、後悔することのないように使っていきたい。
重い記事になってしまったので、昼に食べたレトルトハヤシのオムレツ乗せの画像を乗せておきます。